N. sibuyanensis {Guiting-Guiting, Philippine, 1400m}(Best Carnivorous Plants)N. sibuyanensisはその名が示す通り、シブヤン島の固有種です。 ...
お盆休みも終わり、どことなく秋が近づく気配が感じられるようになってきました。このブログも少しの間お休みしたような感覚がありましたが、元々不定期更新なので実は大して更新頻度は変わっていなかったという。 お盆休みも終わり、どことなく秋が近づく気配が感じられるようになってきました。このブログも少しの間お休みしたような感覚がありましたが、元々不定期更新なので実は大して更新頻度は変わっていなかったという。 ...
Nepenthes veitchii Bario x peltata 'konan' 栽り直し
LABELS:
Carnivorous Plants,
hybrids,
N. veitchii x peltata,
Nepenthes
By b.myhoney - 8月 14, 2022




久々の登場となるこの株。'konan'と付いているので中川泰秀氏の作出の交配種だと思われます。前々回と前回の記事を書いた後につけたピッチャーは、 ...
Nepenthes veitchii 'Murud' x x alisaputrana Y's
By b.myhoney - 8月 08, 2022











ボルネオ島キナバル山の誉れ高い自然交雑種、N. x alisaputranaを片親に使用した交配種です。山田食虫植物農園(Y's Exotics)にて購入しました。N. x alisaputranaはキナバル山の標高2,000 m付近のPig Hillというエリアで確認されるN. rajahとN. burbidgeaeの自然交雑種です。古い文献によると、Pig HillではN. burbidgeae(1,900~1,950 m)とN. rajah(1,950~2,320 m)の自生高度の境界にあたる1,930~1,950 mほどにおいて、アリサプトラナが自生するとされています(J.H.Adam, C.C.Wilcock & M.D. Swaine, 1991)。すなわちこの交配種は、形式的にはN. veitchii 'Murud' x (rajah x burbidgeae)あるいはN. veitchii 'Murud' x (burbidgeae x rajah)のように捉えることもできます。実際にはもっと何度も複雑に自然交雑しているんでしょうけど。ちなみにどうでもいいですが、記載論文など初期の記事においてはN. x alisaputraiana(アリサプトライアナ?)と表記されています。いつの間に現在の名前になったのでしょう?種小名は国立公園(Sabah National Parks)のディレクターだったLamri Alisaputra氏への献名です。two subsequent pitchersprevious (left) and newer one (right)母株はExotica Plantsに由来するムルド山のN. veitchiiです。この高地性N. veitchiiもフレアな襟が特徴的な個体群ですが、父株にも襟が幅を持って広がるN. rajahの血が入っていますので、主張の強い襟になりそうな予感がします。現に、ひとつ前のピッチャーに比べて最新のピッチャー(右)はいくぶんインパクトのある襟となりました。円周方向すべてで幅広なところがなんとなくN. rajahの影響を感じます。蓋の形状やフタ裏の蜜腺が作る模様はN. burbidgeaeっぽさがありますが、N. veitchiiの模様も混入しているような気がします。父系の血によって蓋が大きくなるとカッコよくなりそうですよね。時間が経つにつれて、襟の色合いは濃く落ち着いたものに変化していきました。ざっと見た感じだと黄色/赤/紫色の3色でストライプが構成されているように見えます。ところどころに差す紫色がN. burbidgeaeの血を感じる色合いで個人的には好きです。N. veitchii H/L Murud x x alisaputrana (Y's Exotics)ピッチャーは薄いピンク色というか肌色というか、なんとも言えない色をしています。株が大きく成熟するにつれて、N. veitchii H/L...
3月に記事を書いたBEのバリオ・ゴールド実生の進捗です。bijou nepenthes: Nepenthes veitchii BE-4021 'Bario Gold' cross 言い訳を聞いてくれ当初植えてあった用土はわが家の環境だと相性が悪くてどうも苦手だったので、記事を書いた直後に植え替えました。 3月に記事を書いたBEのバリオ・ゴールド実生の進捗です。bijou nepenthes: Nepenthes veitchii BE-4021 'Bario Gold' cross 言い訳を聞いてくれ当初植えてあった用土はわが家の環境だと相性が悪くてどうも苦手だったので、記事を書いた直後に植え替えました。 ...
Nepenthes ventricosa 'Laguna' Y's 謎の白系ベントリ
By b.myhoney - 8月 02, 2022
国内に古くから存在し流通していたいわゆる在来系のベントリコーサの他に、最近では由緒ある植物園由来や現地株など様々な系統のクリーム系ベントリコーサがしばしば出回るようになりました。中には、襟がひと際波立つものやくびれが大きいもの、緑色の強いものなど、様々な特色で鑑賞性をアピールする秀でた個体が見られます。 国内に古くから存在し流通していたいわゆる在来系のベントリコーサの他に、最近では由緒ある植物園由来や現地株など様々な系統のクリーム系ベントリコーサがしばしば出回るようになりました。中には、襟がひと際波立つものやくびれが大きいもの、緑色の強いものなど、様々な特色で鑑賞性をアピールする秀でた個体が見られます。 ...