Nepenthes veitchii BE-4033 'Bario Highland' grex-2 これはきっと良い交配
忙しくて最近なかなかブログを更新する時間を取れずにいます。植物は動き出しているというのに…。
12月は僧侶が走り回るほど忙しいということから来る「師走」ですが、1月~4月までの時期にまで拡張してもいい気がします。それぐらい、この時期は毎年忙しい。
Nepenthes veitchii BE-4033 'Bario Highland' grex-2 |
今冬ははじめて加温用のヒーターを導入し、ビニール温室という拙い設備で(湿度は低いながらも)きちんと温度は保ってあげたため、越冬1年目の昨年よりもはるかに春先の植物たちの調子が良いです。昨年の越冬メンバーはごめんね。よく頑張った。
このBE (Borneo Exotics)のクローンはN. veitchiiらしく強健で、導入以降特に問題を起こすことなく(夏場に少し暑がりましたが)、ここまで順調に育ってきています。
この株の過去の記事はこちらから。
bijou nepenthes: BE-4033
N. veitchii BE-4033 'Bario Highland' grex-2 the latest pitcher |
最新のピッチャーはいくぶん細長く完成しましたが、ストライプのコントラスト高めでいい感じです。
ピッチャー形状も株が充実すれば遅かれ早かれ丸くなるので、現時点では懸念事項には当たりません。将来が楽しみです。
株の全体像。
通年で安定した環境で育てている訳ではないので、順調にリーフジャンプとはいかず株の直径は遅々とした生長ではありますが、ピッチャーの表情だけは順調にステップアップしている感があります。
出来立ての蕾の頃。
翼の部分(口の下に2本走る、トゲトゲしている場所)がやや虫のサナギ感というかヤスデ感があってなんともです…。
開いたばかりの頃。フレッシュで淡い色合いをしています。
この写真から分かるように、蓋が開いてからも徐々に表情が変わっていくので、毎日のように見てしまうんですよね笑
N. veitchii BE-4033 'Bario Highland' grex-2 closeup of the peristome |
襟のアップ。
まるで下地にシルバーのサーフェイサーを吹いて、その上から着色したような発色をしています。植物がどうやってこんな色を纏っているのか不思議ですよね。
BE-4033は、もちろん個体差こそありますが、BE-3734よりも高い確率でストライプ入るような印象ありますし、発色も良くて襟も主張する株が多い印象あるので、BEのN. veitchii Barioの中では結構おすすめの良い交配だと思います。BE-3734も好きですけどね。
【追記その1】
ピッチャーは最終的にまあまあ発色が良いものになりました。N. veitchiiはエージングによって見た目が変化します。
【追記その2】
次の記事を書きました!
bijou nepenthes: Nepenthes veitchii BE-4033 'Bario Highland' grex-2
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