つい最近記事にしたばかりのような気がするこの実生個体についてですが、この1ヶ月ちょっとの間にも思わぬ進捗がありました。この前の記事bijou nepenthes: Nepenthes veitchii Bario (seed grown) 寒さは底を打った? この個体によって、1ヶ月前の記事との間にはたった2記事しかアップしていない(つまり2週に1度の更新ペース…)という失態を犯していることに気付かされたのですが、多忙でなかなか更新の時間が取れないでいたのでした。春になって少しずつ植物も調子を上げてきたような雰囲気がありますので、もう少し頻度を上げて更新していきたいなと思います。さて、この個体はヒーローズピッチャープランツさん(HIPS)が交配した実生のN. veitchii Barioで、母株にはBE (Borneo Exotics)のグリーン系実生個体であるBE-3646、父株には山田食虫農園さん(Y's Exotics)から昔導入した赤系の系統を用いたそうです。導入からここまで、 ...
Nepenthes veitchii (k) EP 少しずつ、着実にステージを登る
By b.myhoney - 3月 14, 2022
天気予報を見ていて先週ぐらいから最低気温がおよそ5℃をキープするようになりそうでしたので、週末にわが家の比較的寒さに強い交配種と高地性原種をいくつか温室から出して屋外管理としました。とは言え10℃を切る最低気温は大抵のネペンにはまだ少し寒いですので、恐らく最初のうちは少々動きが緩慢になるものと思いますが、それでも温室下段の日光があまり入らない陰鬱とした環境にあと1ヶ月ほど置いておくよりは、若干の寒さに晒してでも 天気予報を見ていて先週ぐらいから最低気温がおよそ5℃をキープするようになりそうでしたので、週末にわが家の比較的寒さに強い交配種と高地性原種をいくつか温室から出して屋外管理としました。とは言え10℃を切る最低気温は大抵のネペンにはまだ少し寒いですので、恐らく最初のうちは少々動きが緩慢になるものと思いますが、それでも温室下段の日光があまり入らない陰鬱とした環境にあと1ヶ月ほど置いておくよりは、若干の寒さに晒してでも ...
少し前の話になりますが、わが家に新たにやってきたのはこの個体です。N. veitchii BE-4021 'Bario Gold' cross SG (Borneo Exotics)販売者のBorneo Exotics (BE)によれば、これは2020年7月に導入された品番で、実生の数量限定リリースということ。黄色(or グリーン)のボディに、ストライプの無い黄色の襟を持つ、いわゆるN. veitchii Bario Goldと呼ばれる両親を用いた交配です。数量限定とのことで、 ...