Nepenthes burbidgeae BE-3848 ’Pig Hill’

By b.myhoney - 7月 15, 2021

 7月も半ばに差し掛かって晴れの日が増え、梅雨も終わりが見えてきています。昨年の梅雨はうんざりするほど長かったですが、今年はまあ普通という感じではないですかね。

N. burbidgeae BE-3848 'Pig-Hill' (Borneo Exotics)

BE-3848はスリランカの業者Borneo Exoticsのリリースで、ボルネオ島のキナバル山、Pig Hillエリアで採取された種子に由来する単一クローン。

赤っぽい発色に特徴のある選別クローンだけど、まだ幼い袋なので若干赤いけど普通のN. burbidgeaeっぽい発色かなという印象。


数週間ほど前、雨の日続きの頃に完成しました。隣の鉢の上に着地してから袋の生長スイッチが入った模様です。

ネペンテスは蔓の先が接地するなど、ブラブラしないで安定すると袋を膨らませやすい傾向があると思います。

 

昨年導入してからすぐに冬を迎え、室内に取り込んだだけの粗末な方法で冬越しをしたために、これが導入後初めて作った袋ということになります。長かった…。良い子のみんなはちゃんと栽培設備を整えようね。

 N. burbidgeaeは高地性の中では耐暑性ある方だと思うけどそれでも夏の屋外は心配で、蒸散による気化熱に期待できる素焼鉢にでも植え替えをしたいんだけど、夏場の植え替えはリスク高いので…。タイミングを逸した感。

本種はけっこう根に依存する方だと思うのでなおさら。 


現在は栽培棚に次の蔓を接地させて袋の準備を進めています。成長過程でどのように変化していくか記録していきたいです。

[追記]その後の記録はこちら。

bijou nepenthes: Nepenthes burbidgeae BE-3848 'Pig Hill' ひと夏を越えてみて

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